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2021-06-29 【コラム】印刷って思い通りにいかない!

作成したデータを印刷すると、思った色と違った色で仕上がってきたという経験はありませんか?

その理由は画面の色と印刷物では、再現できるカラーの領域が違うのです。






色を表す方法には、「RGB」と「CMYK」という2種類の方法があります。

RGBとは、モニタ表示などに利用されている発色方式です。

赤(Reg)、緑(Green)、青(Blue)の光の三原色を利用しており、数値を増すごとに白に近づいていきます。反対に、数値を減らすごとに黒に近づいていきます。



CMYKはインクを使った色表現で、C(Cyanシアン)、M(Magentaマゼンダ)、Y(Yellowイエロー)、K(Key Plate 黒)の要素を持っています。

インクなど色料による三原色なので、色が混ざっていくとRGBとは逆に段々と濃い色へと変化します。絵の具の色をイメージされると分かりやすいかも知れません。このように濃い色へと変化していくので「減法混合」または「減法混色」と呼ばれます。



RGBからCMYKに変換した際、ピンク等の発色の良い色域はCMYKのインクでは表現が難しく、くすんで見えてしまう場合があります。そんな時はトーンカーブなどの色調補正ツールでC(シアン)の中間値を少し落とし、M(マゼンダ)の彩度を少しあげると良くなることがあります。一度試してみてください。



一度CMYK変換してしまうと、もう一度RGB画像に戻しても変換した色味は元には戻りません。なので、最終的にCMYKに変換して印刷を行う場合は、変換する前にPhotoshopのプレビュー表示を使うと、擬似的にCMYK変換した画像を確認することができます。



RGBからCMYKに変換後、前述したとおり、もう一度RGBに戻しても、一度変換した色は元には戻りません。変換前の状態をバックアップしておくことをお勧めします